明仁製薬は「良い治療剤、溢れる健康」を企業理念としており、優れた医薬品の製造及び品質管理の基準であるcGMPに適合した製造施設を備えております。また「不良品は一点も許容しない」という信念のもと、医薬品原薬から製剤の製造まで全工程にわたり、グローバルレベルの高品質の医薬品を製造・供給することで国民の健康に貢献してまいりました
これまでcGMPに適合した工場及び最先端システムに持続的に投資するなどR&Dを中心とした経営活動をしており、アメリカ、ヨーロッパ、日本、中国など多数のグローバル製薬企業とパートナシップを構築してまいりました。とくに、2021年、イスラエルの研究開発ベンチャー企業であるPharma Two B(P2B)に株式投資(620万ドル、持分比率5%)を行いました。なお、アメリカ・カナダにて実施された第III相臨床試験に成功した抗パーキンソン新薬(P2B001)について、韓国における独占的ライセンス契約を締結しております。P2B001は、アメリカのみならず韓国においてもパーキンソン病で苦しむ患者方々に、新たな治療剤として供給される予定です。
一方では、2023年6月、財団法人「明仁多文化奨学財団」を設立し、多文化家庭の子供が社会の一員として安定的に定着し幸せに暮らすことができるよう、積極的にサポートすることで「共に生きる社会」に貢献してまいります。
当社は、優れた医薬品を開発、環境にやさしい製造・研究システムを構築、ISO 37001 腐敗防止経営システムの導入など透明な経営システムの構築、国内外に緊急医薬品を支援、多文化奨学財団の設立などを通じ、社会的な責任を果たすESG経営企業として「グローバル製薬市場」をリードし、新しい価値を創出しながらより大きな成長と跳躍を広げてまいります。
皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
明仁製薬株式会社 代表取締役会長兼 CEO
李行明